ローランドてんかんが、いつか治る日まで…

中学1年生の長女メイは良性小児てんかんの一種「ローランドてんかん(BECCT)」です。病気に負けずに、親子で頑張ります。

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ローランドてんかんの子は発達障害の特性を持つ?

ネットで、こんな論文を見つけました。




てんかんをもつ子どもの認知特性に関する一考察--特に、後頭葉に脳波異常を持つてんかんとローランドてんかんについて

以下はその論文からの引用です。

後頭葉に脳波異常をもつ特発性・潜因性局在関連てんかんとローランドてんかん(BECT)の小児23例中22例の全検査IQには知的な問題を認めず、予後が良好な一群といえた。しかし、知的発達に問題をもたない22例のうち17例で、言語性IQと動作性IQとの間に有意差、もしくはWISC-R知能検査の群得点における特定能力の落ち込みがみられ、認知発達上何らかの偏りをもつと推定された。脳波異常の局在と認知機能との関連については、後頭葉に脳波異常をもつてんかんと右半球に脳波異常を持つBECTの両群において動作性IQが低下する傾向にあり、左半球に脳波異常をもつBECT群において言語性IQが低下する傾向がみられた。

うーん…つまり、ローランドてんかんの子供は知的発達には問題がないとされているけれど、よく検査してみると発達に多少の偏りがみられる例が多い、ということでしょうか?





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メイは普通学級にいて、小さい頃から特に発達の遅れや学力の問題、友人関係のトラブルなどを指摘されたことはありません。

しかし、感受性が強いと感じたり、テストの問題で問われていることの意味を読み取れずにしょーもないミスをしたりと、賢い割にちょっと??と感じることはあります。学校の成績は普通よりは良いけれど、優等生とは言えません…

これが「発達障害的な特性を少しだけ持っている」ということになるのかしら。

上の論文は「脳波異常の局在が認知発達に影響を与える可能性が示唆された」という文章で〆られていましたが、つまりローランドてんかんを発症したからこうなったということでしょうか。

そういう特性があるとしても、病気が治ったら特性も薄まったりするんでしょうか?

メイと暮らしていて特別困ることは何もないですし、部活で先輩やお友達ともうまく付き合っているようです。でも、実はけっこう疲れているんだとしたら、心配。

まぁ、この程度の特性なら誰でも少しは持っているんじゃないか?という気もしますけどね。



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プロフィール

HN:
さつき
性別:
女性
趣味:
料理
自己紹介:
長男・長女・次女と夫の5人暮らし。
長女のメイが小学生の時に「ローランドてんかん」を発症しました。
同じ病気のお子さんを持つ親御さんのために何か参考になれば…
よろしくお願いします。



ローランドてんかんって?



「ローランドてんかん」は「BECCT(ベクト)」「中心・側頭部に棘波を持つ良性小児てんかん」とも言い、小児てんかんの中ではかなり多いものです。

3~14歳ぐらいの子どもに発症し、寝入りばなか早朝にシルビウス発作(意識が保たれたままで片側の口がピクピクしたり、よだれが出たりする)が起こります。





思春期をすぎると発作が起こらなくなり、18歳ぐらいまでには完治する子が多いと言われています。

ローランドてんかんであれば昼間起きて活動している時に発作が起こることはないので、監視がきちんとしていればプールにも普通に入れます。



(画像はピッツバーグ小児病院のサイトより拝借させていただきました)

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